長時間のデスクワークは体に対して負担ばっかり!これはどの体勢でも言える事なのですが、長時間同じ体勢はダメです。ここでは当院でも多いデスクワークでの腰痛についてです。そもそも長時間のデスクワークでなぜ痛くなるのでしょうか?
痛くなる原因
筋肉に負担がかかる
なかでも大腰筋といわれる身体の深部にある筋肉です。長時間のデスクワークの方は、座っている状態が長く続く為、長時間大腰筋を縮めた状態でいることになるので、縮んだまま固くなってしまいやすいです。
内臓の影響
「内臓一体性反射」は内臓の疾患により骨格筋群に運動変化が表れる事で、内臓の病気で体に痛みがでるという事です。ですが病気でない内臓の不調からも痛みとしてあらわれます。
一般的に筋肉といえば骨格筋を思われる方が多いとおもいますが、内臓も平滑筋と呼ばれる筋肉で出来ています。暴飲暴食、生活リズムの乱れ、ストレスなどで臓器に負担が掛かり過ぎると平滑筋が疲弊してきます。姿勢が悪くなってくると臓器も圧迫されます。腰痛の場合だと胃や腸、腎臓などから影響がきます。
ストレスからくるもの
デスクワークで長時間仕事をしていれば、動きもなくストレスが溜まりやすいと言えます。これはもうあきらかですよね。
どれが理由にしろ長時間同じ姿勢が原因の一つですね。
対策
座り方
椅子に座るときの姿勢が悪いと、身体への負担が大きくなってしまいます。できるだけ深く腰掛けることです。
休憩をはさむ
1時間に5分程度のペースで、椅子から立ち上がって体を動かすようにしてください。ちょっと歩き回ったり、ストレッチをして体を伸ばすなどが効果的です。1時間に1回くらいなら、トイレ休憩をしても怒られることはありませんよね。
椅子の高さを調整する
椅子の高さを自分の体型に合わせるようにしてください。低すぎても高すぎても、体への負担は大きくなってしまいます。椅子に深く腰掛けた状態で、膝が90度よりも少し曲がるくらいが理想的です。
ストレッチ
座りながら上に手を組み伸びをしてもいいですし、左右にゆっくり捻ってもいいですし、左右に傾けるのもいいですね。
上記の大腰筋のストレッチは
- 伸ばしたい方の筋の片足は膝をつき、もう片方は前に出して膝を曲げる。
- 上半身は立てたまま、前にゆっくり体重をかけていきます。
足の付け根から下腹にかけて伸びてる感覚があればOKです。ストレッチは気持ちいいくらいでいいです。痛い所までやるとかえって逆効果です。これならば職場でもできるのではないでしょうか。
さいごに
これらの事から最近ではスタンディングデスクを使う企業もあるようです。座っても立っても同じ姿勢で長時間いるのが負担かかるのですから、結局動く事がいいですね。しかし立っている事から立っているのが疲れるので、休憩のタイミングはとりやすいかもですね。 職場に導入前に家で試してみるのもいいかもですね。
ストレッチや姿勢を気をつけるなど普段からできる事はして、内臓からきてるものは整体でするのがいいですね。ホリスティックラボでもきっとお力になれると思います。
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