冷え性は女性に多い症状です。女性の半数以上は冷えというものを感じてるのではないでしょうか。冷えは万病の元の言葉の通り、冷えを改善できれば何らかの痛みも 改善できるのでは?と思い、冷え症の予防などを書いてみました。
冷えの原因
筋肉量が少ない
何もせずじっとしていても、生きてく上で必要なエネルギーのことを基礎代謝といいます。 基礎代謝は、1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。
体の中でも特に、手や足などの骨格肉・心臓・脳がエネルギーを多く使う場所です。それぞれ全エネルギーの約2割ずつを消費しているといわれています。つまり筋肉量が少ないと、生み出せる熱が少ないのです。
筋肉量が多い人は基礎代謝量も合わせて高いので、体温も低くなりにくいんですよね。だから男性よりも女性のほうが冷え性が多かったりします。筋肉量が男性より少ないからですね。
だから間違ったダイエットで、さらに筋肉量を減らしてしまうと慢性的な冷えに結びついてしまう可能性があるのです。
血行が悪い
とくに下肢の筋肉の緊張によって血流が滞り、足先が冷えてしまいます。 筋肉にはポンプ作用があり、筋肉をつかうと血液を運んでくれる作用があります。グッと力をいれると筋肉が縮み、血流が促されるんですね。だから運動は良いのです。
同様に、ストレッチや体操などをしたときも筋肉が伸びたり縮んだりします。そうすることでこのポンプ機能を促すことができて、血液の流れがよくなります。
体の歪みからも血行が悪くなる事があります。猫背やO脚など目に見えているものもあれば、関節痛や腰痛など、痛くなって初めて実感する体の不調もあります。
対策
- 筋肉量を増やすことで基礎代謝量が上がっていき、体内で熱を産生する量が増え、足の冷えも改善されていきやすくなります。 トレーニングに励みましょう。筋トレをしましょう。
- ストレッチや体操が効果的です。筋肉を使い、伸び縮みをさせてあげてポンプ機能を促進することで血液が循環していきます。 主にアキレス腱(ふくらはぎ)、もも裏、もも前、殿部(お尻)のストレッチをするといいでしょう。
毎日座ってばかり、立ってばかりなど、同じ姿勢でいる人は、一度体の歪みをチェックしてみてみましょう。
この他にもいつも食べ過ぎていると、体の末端への血液の供給が少なくなり冷えやすくなったり、ストレスも関係しているとか。
こういう問題も元をたどればストレスが無縁でないのも分かる気もします。そもそも運動や食べ過ぎという問題もストレスからきている問題なのかもしれないですから。
さいごに
こうした事からも普段より自分の体のケアをする必要があります。結局動かないとアカンのかいと言わず、やはり体調を整えるための基本になると思います。整体に来るのも長い目で見た健康管理と考えて定期的にメンテナンスしましょう。
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