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ボディケア

何のために体を鍛えてますか?

2018.02.19

筋トレ

当院に来られるお客様の中に「腰痛や肩こりの改善にお医者さんに筋肉をつけなさい。」と言われた。 と仰る方が来られたり、自ら筋肉がないから痛みがでるんですと言われる方もいます。

お医者さんに言われているから「運動不足だから肩凝りになるんだ。ジムに通って普段から筋肉を鍛えれば、この悩みとおさらばできるに違いない」と考えるわけですね。

はたして、それで本当に解決するのでしょうか。

体を鍛えて痛みはなくなる?

もちろんそんな事はないですよね。アスリートでもぎっくり腰は起こすし、肩こりもあります。 むしろ、激しい運動は、筋肉に強い負荷をかけることになり、筋肉はますます硬くなって、肩凝りや腰痛の痛みはむしろ拡大することさえあるのです。

なのでジムに通って激しい運動をするのは逆効果以外のなにものでもありません。

もちろん適度で適切な運動を行うことで、肩凝りや腰痛を和らげることは可能です。これには筋肉を鍛えるというよりも、縮んでいる筋肉を伸ばしたりという運動のためで決して筋量を増やすようなトレーニングではありません。

ジムで行っている強い筋トレ、長距離を泳ぐ水泳、誤ったストレッチでは、少なくとも凝りや痛みを解消するという目的からはかけ離れた結果になる恐れがあるのです。

もちろん、アスリートが必要な部分を鍛えるために、ジムで激しいトレーニングをするのは別の話です。

筋トレは必要ないのか?

もちろんそんな事はないですが、一般的な生活を送るうえでの筋量があれば良いと思います。

ただ今回の痛みと筋量の関係からすれば、鍛えたところで痛みはましにはならないし、むしろ痛みが増す場合もあります。

普段、体を動かすことが少ない人に適切な運動は他にもいっぱいありますが、そのさじ加減さえつかんでしまえば、筋トレもまた適度な運動としての選択肢になり得ます。

そのトレーニング合っていますか?

お医者さんに膝が痛いと診せに行って、太ももの筋肉を鍛えてください。と言われてトレーニングをしている途中にも痛みが増幅しているのに気づいていたのにもかかわらず、お医者さんに言われた事だからと続けた結果もっと痛くなったという話をよく聞きます。

お医者さんに言われたからではなく、自分の痛みは自分が一番わかるのですから、痛みが増してるとなるとすぐに止めるべきです。

漠然とトレーニングをするのでなく、何をするためのトレーニングかを今一度考えてみるのもいい事かもしれないですね。

ホリスティックラボではトレーニングはもちろんどういうふうに体が歪んでいるかを分かりやすく伝えております。お体の事でお手伝いできる事があればご連絡ください。

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この記事の筆者

院長 堀川綱千

院長 堀川綱千

関西カイロ整体学院卒業後奈良・京都の整体院で10年間勤務し累計10,000人以上の身体を施術。日々研究を重ねることで痛みの原因を筋・筋膜、関節、内臓などから特定しアプローチする現在の施術法に至る。「痛みをあきらめない」「痛みの原因が見つかれば必ず良くなる」を信条に痛みの伴わない施術を心がけている。

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