美容師さんという職業も何かと体に負担のかかる職業ですね。当院にも来られるのですが、華やかに見えるので、そんなふうには見えなかったのですが、 よくよく見てみるとかり負担をかけていることがわかります。
負担にかける動作
- 重たい道具をぶら下げながらの無理な体勢でのカット
- 指、手首の酷使
- 立ち仕事
- シャンプーする時にお客さんの頭を支える腕
指、手首、肩やら腰やらに負担がきついです。見た目以上にハードです。
美容師さんやピアニストさんなどの手先を使う方も同じですが、腱鞘炎になるケースもあるようです。
対策
対策としては、当たり前ですが負担をかけない事です。仕事なのでかけないというのは無理ですよね。でしたら負担を分散させましょう。
肘を支点にカットされるのが多いのではないでしょうか。これを肩甲骨を使ってみるとか、椅子の高さ調整をこまめにするとか。 決まった姿勢でカットするのではなく・・・。無駄な力を抜いて。
これはどの職業にもいえます。ある一定の部分に負担をかけるのではなく、分散させましょう。仕事しにくい、効率が落ちるなどあるでしょうが体を守るのも仕事のひとつと考えましょう。
特に新人の方は力が入りすぎている結果よく痛めます。自分の体は自分が守らなくてはなりません。予防もそうです。 それがひいては自分のため、お客様のためにもなると思います。
快適な日常にしていただくためにも体を犠牲にしないでくださいね。
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