先日こられた方で首、肩が張ってて重い。時折痺れもある。という方が来られました。職業がデスクワークなのでそれが主な原因かと思って首を触っていったら下の首を中心に左に歪んでいました。
あまりに綺麗に?歪んでいたので、どのような体勢で寝られているのですか?と尋ねたところうつ伏せで寝ると仰いました。首を真横に向けながら・・・原因はこれかと。
という事があったので今回は寝方についてです。
いろいろ言われるが、どの寝方がいいの?
といってもこの寝方がいいですよっていっても、それじゃ寝れないってなったら本末転倒です。
どの寝方にもメリット、デメリットがあります。
うつ伏せ寝
うつ伏せ寝は欧米人に多いといわれています。だから左右が狭く顔がちっちゃいとかいわれています。鼻が高いのも?そうなの? 確かにうつ伏せ寝を推奨されてる先生もいらっしゃいます。
でもただうつ伏せ寝がいいではなく、幅広の薄い羽毛のような敷物(抱き枕では高さがありすぎる)をおへそくらいの位置まで敷き、首は若干左右どちらかに傾け、お腹は真下、両足を少し曲げるという注意点があります。
ここを無くしていいうつ伏せ寝ではないわけですね。これだと首への負担も少なそうですもんね。
仰向け寝
一方たぶん一番ベターな寝方の仰向けはどうでしょうか。よくいわれますように腰に負担がかかります。
呼吸が深くなり、寝返りも打ちやすく、良質な睡眠に適しています。ただし、枕が高すぎたり、マットレスが柔らかすぎるのはダメで、身体に適した寝具選びが重要です。
横向け寝
睡眠時無呼吸症候群の方や、妊娠中の方に適した寝姿勢です。抱き枕を抱いてるくらいの姿勢だと腰への負担も少ない寝方だと思います。
しかしこの寝方も寝具選びは重要です。それは仰向け寝と一緒です。
結局どの寝方がいい?
結局のところやはりよく寝られるのが、良い寝方なのだと思います。基本的には仰向けが一番力の抜けている体勢なので良いとは思うのですが、どの寝方であれどこかに痛みがでるということは身体のどこかに異常がでているということになります。
あとは寝返りというものがしやすい寝具選びは必要かと思います。日常より同じ姿勢でいるというのが身体に負担がかかるのも寝ている時にも言えるからです。
この寝方がいい!というのは人によって違います。朝起きた時に快適であれば誰に何言われようが一番よい寝方なんだと思います。 その日の体調を決める要素が強い睡眠なので、これを機に考えてみるのもいいですね。
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